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新芽が眩しい。一面褐色の木々が一斉に芽吹くこの時期はとても好きだ。あと2,3週間もすればこなれた緑色に変わっていつもの日常が戻ってくるけど。

 

読んだ本。

・月と6ペンス(モーム

これは面白かった!ゴーギャンをモデルにした小説。最後まで大したイベントの起きない物語だが、描写がきれいで飽きなかった。タヒチの描写がすごくいい。行きたい。

・忘れられた日本人(宮本常一

民俗学の本。少し読んで積読になってたのを読破。昔の日本の田舎の風景にはやっぱりロマンを感じる。どこが好きかって言われたら何だろう、信仰について?山を崇める無垢な人たちが祭事を行って、山は霧にかすんだり頂に雲をかけたりと時に神秘的な姿を見せる。祭りには縁日が出て、喧噪、いろいろな食べ物の匂い、はしゃぐ子ども、浴衣。花火、瓶のサイダー、夏。古くからの信仰、自然の神秘と現代的な祭りのイメージという実際は重ならないイメージがが重なってセンチメンタルなイメージの複合体ができている(自分の中で)。RADWIMPSにセプテンバーさんという曲があって、中学生の頃その非公式(?)PVを見ていたく感激した。今は消されてるけど浴衣で夏祭りに出かけた男女が何するんだっけ?全く覚えてないけどその鮮やかな夏祭りの映像だけは強く心に残ってる。何言ってんのかわからないけどそういったいろいろな記憶やイメージの断片が合わさって自分の田舎への信仰が作り出されてる、という話。

 

夏は熊野古道に行きたい。民家っぽい旅館に泊まって昔話を聞いたり本山を訪れて信仰を肌で感じたい。京都も伊勢神宮もいささか人が多すぎた。

 

 

明日も雨だ。